あじの香り揚げ
新しょうがの甘酢と青じその香りがさわやか、レモンをかけてさらに爽やかになります。暑い夏の元気が出るメニューです。
《材料》 4人分
あじ…2尾(または3枚におろしたもの)
青じそ、新しょうがの甘酢漬け…各適量(細切り)
小麦粉、しょうが汁、酒、塩、サラダ油…各適量
レモン、サラダ菜…各適量
《下準備》
あじはウロコとゼイゴを取り頭を切り落として、腹に包丁を入れて腹わたを取り出す。水で洗って水気を拭き取る。
背側に包丁の刃先を入れて、中骨にそって切り込みを入れる。
骨と身の間に包丁を入れて身を開き、3枚におろし、腹骨を薄くそぎとる。
青じそは水でよく洗って細切りにする。しょうがの甘酢漬けも細切りにする。
《作り方》
①あじは小骨を取り1枚を半分に切る。塩、酒、しょうが汁で下味をつける。
②小麦粉を水(分量外)で溶き青じそとしょうがの甘酢漬けを加えて衣をつくる。
③フライパンにサラダ油を入れて熱し、180ºCで両面をカリッと揚げる。
④油を切り、器にサラダ菜を敷き③のあじを盛りくし形に切ったレモンを飾って、出来上がりです。
ポイント あじの「ゼイゴ」はとても固いので、忘れずに取り除いてください。
ポイント 手作りの新しょうがの甘酢漬けを使って調理しています。
新しょうがの甘酢漬け
今が旬の新しょうがを使ってさわやかな風味を楽しみましょう。
《材料》
新しょうが300g
米酢…1/2カップ
砂糖…50~80g
塩…小さじ1
水…1/4カップ
作り方
①新しょうがは水でしっかり洗って、薄く皮をむき水気を拭き取る。
②保存容器を熱湯消毒して①の新しょうがを入れる。
③なべに水を入れて熱し、砂糖、塩を煮とかす。火を止めてから米酢を入れる。熱いうちに②の容器に注ぎ入れる。
④翌日から食べれますが、2~3日後あたりからが美味しく食べれます。
ポイント 新しょうががつけ汁に漬かりきれない場合は、つけ汁の分量を増やしてください。
《食材の栄養》
あじは低脂肪で低エネルギー、高たんぱくです。たんぱく質のなかでもタウリンは血液の脂質のバランスを整え、心臓や肝臓の機能を高め、血圧を下げるなど多くの作用があると言われています。
もちろん、EPAやDHAも含まれていて生活習慣病の予防に効果的です。
青じその独特な香りには抗酸化作用があり、老化防止に効果的です。βカロテンも豊富で細胞の酸化を抑え、アンチエイジングに役立ちます。
しょうがの辛み成分ジンゲロンは体を温め、血行促進や発汗作用があり、冷えの改善に役立ちます。(冷房病や冷え性が原因の膀胱炎や生理痛などに効果的)